300回例会

こまつ座

連鎖街のひとびと

作者:井上ひさし
演出:鵜山 仁

キャスト

高橋和也、千葉哲也、加納幸和、鍛治直人、西川大貴、石橋徹郎、朴 勝哲、霧矢大夢

あらすじ

1945年8月下旬、大日本帝国は崩壊し、満州の南の門大連市はまたたく間にソ連軍に占拠された。そして市の中心である連鎖街に建つ「今西ホテル」の地下室では、二人の劇作家が絶体絶命の窮地に陥っていた。ソ連軍の命令で、何が何でも芝居をつくらなければならぬホテルの支配人とボーイ長。恋に悩む若き作曲家と過去を恐れるスター女優。その過去を現れた悪名高い元俳優の文化担当官。ふりかかる困難の道。追い詰められた二人の劇作家は、一か八か、一点突破の勝負に出るのであった。 いつの時代も今も同じく、必死に生きる人間の姿を、笑いと軽やかな音楽、そして演劇賛歌に包んでお届けする井上ひさしの音楽劇!

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