第295回例会
劇団民藝+こまつ座
延期されていた2023年3月例会(第295回例会)を12月に上演します。
ある八重子物語
作者:井上ひさし
演出:丹野郁弓
キャスト
別府康子/吉田陽子/桜井明美/中地美佐子/篠田三郎/有森也実(客演) ほか
あらすじ
舞台は、神田川が隅田川へと流れ込み、花街として栄えた柳橋の古橋医院。ここに集う人々は、水谷八重子に心酔する古橋院長(篠田三郎)を筆頭に、事務方、看護婦、女中まで全員が大の新派マニア。そこへ八重子そっくりの「音楽のような声」をもつ芸者花代(有森也実)が登場、恋愛事件もわきおこって大騒動。戦前・戦中・戦後、とある病院を舞台に、新派を愛する人々によって語られる水谷八重子の芸と生。井上ひさし流の爆笑とユーモアある筆致で、新派劇の代表的な舞台や名台詞もちりばめられて、物語は展開します。八重子のオマージュに満ちた舞台を、篠田三郎、有森也実、二人の客演を迎えて華やかに上演。劇団民藝とこまつ座のコラボレーションに乞うご期待!!