316回例会

劇団1980

素劇楢山節考

作者:深沢七郎
演出:関矢幸雄

キャスト

柴田義之/藤川一歩/神原弘之/水井ちあき/上野裕子 ほか

あらすじ

この作品は、悲しい芝居ではなく、「姥捨て」の話だけではありません。小さく貧しい村で、家族や村人たちが助け合って生きていく四季折々の営みを「楢山節」という唄を通して描く物語です。箱とヒモ、人間の身体を駆使した「素劇」という素朴な表現が観客の心をとらえて離しません。何もない素舞台を黒い箱の移動だけで山や川、谷を表現します。主役のおりんを若手の俳優が演じることで、口減らし、姥捨てという暗いイメージの物語を明日への希望に昇華させた見事な舞台です。

第315回例会聖なる炎